2024.9/4
【動画公開】沖縄の自然とイノベーションを守るEV|新たな沖縄モデル「陸上養殖」へ挑む
- お知らせ
2024.9/4
2024.7/16
2024.7/3
2024.6/24
2024.5/29
2024.5/21
2024.3/26
2024.2/4
2024.1/9
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持続可能社会が世界的課題となっています。
しかし、資源・環境制約と経済を両立することは容易ではなく、社会モデルの転換が必要です。
琉球大学はその解決策として、沖縄をベースに「食」と「エネルギー」の循環社会モデルの形成を目指します。その基本的な考え方は、個別問題の最適化ではなく、複数の問題を相互に連携し、包括的に解決する全体最適化である必要があります。
琉球大学COI-NEXTによる、資源循環型共生社会に向けた農水一体型サステイナブル陸上養殖のグローバル拠点形成事業です。
本拠点は2022年度より、JST共創の場形成支援プログラム(本格型)に採択されました。今後の取り組みとしては、拠点ビジョンとターゲットから導き出された新たな研究開発課題を進め、社会動向や情報革新に併せた研究機能を付加しつつ高度化することを目指します。
また、将来を担う若者に主体的に関わってもらった未来デザインワークショップも定期的に開催し、拠点ビジョンとターゲットの作り込みを続けつつその共有を図っていきます。
人口増に伴う
食料調達困難
2040年にはタンパク質需要が1.5倍になり「プロテイン危機」になる可能性があります。
エネルギー
持続可能性不十分
日本の再生可能エネルギーは6.9%「温室効果ガスの排出を全体としてゼロ」とのギャップが大きくなります。
食料廃棄の
弊害が深刻化
世界で食糧生産の1/3にあたる約13億トン分の食品が捨てられています。
担い手不足で
漁業経営が困難
平均年齢は56.9歳で、漁業就業人工が今後10年間で33%減少の予測されています。
再生可能エネルギーを活用した陸上養殖施設の研究開発、および、魚や海洋生物の成長、成熟を促進する養殖技術の研究開発を目的とした施設です。現在はヤイトハタを養殖しながら、技術開発と研究を行っています。
https://naice-okinawa.com/
NAICeに併設された太陽光発電に関する研究を行っているエリアです。再生可能エネルギーを活用した陸上養殖施設の実現するための重要な施設です。
アクアポニックスとは水耕栽培と陸上養殖を組み合わせた手法であり、2023年にコンテナ型アクアポニックス施設が琉球大学北口に設置されました。ここを拠点として、海水を用いたアクアポニックスの研究を実施していきます。
ARKは小型の陸上養殖施設であり、飼育水を排出せずに養殖魚を飼育することができる閉鎖循環型システムを備えています。沖縄モデルの完成に先立って、ARKを用いた閉鎖循環型システムの実証試験を行います。