株式会社ARKと国立大学法人琉球大学とは、国立研究開発法人科学技術振興機構の共創の場形成支援プログラムにおける共同研究について、共同研究契約を締結しました。本共同研究によって、ヤイトハタを始めとした沖縄に生息する様々な南方性魚介類の完全閉鎖循環式による生育や搬送などの実験をおこなってまいります。また、共同研究によって得られた成果を活用することで、陸上養殖産業の更なる活性化を目指して取り組んでまいります。

■株式会社ARK 

ARK（アーク）は「養殖の民主化」をミッションとして「どこでも誰でも水産養殖ができる仕組み」を提供するため小型・分散型のCRAS(Closed Recirculating Aquaculture System)と呼ばれる閉鎖循環式陸上養殖システム「ARK」の開発・販売をおこなっています。車一台分の駐車スペースがあれば設置・稼働することができ、既存の大規模養殖システムとは異なり、小規模な投資と運用で分散型の水産養殖を始めることができます。また再生可能エネルギーを活用することでオフグリッドでの稼働が可能であると同時に、大幅にエネルギーコストと環境負荷を削減することができます。これらのハードウェアに加えて、養殖事業に必要となるリモート管理アプリケーション、資材や種苗の提供サービスも行っていく予定です。

・公式サイト：https://ark.inc

・ARKと琉球大学、南方性魚介類の陸上養殖に関する共同研究契約を締結 〜ARKーV1を用いた実証実験を千原キャンパス内で始動〜：https://www.ark.inc/20230406